アニメ「魔入りました！入間くん」第８話「クララにメロメロ」の感想。クララが可愛すぎる神回
「魔入りました！入間くん」は西修氏による学園コメディー漫画である。
２０１７年より「少年チャンピオン」にて連載を開始し、２０１９年１０月からNHKにてアニメ化された。
俺的には「魔入りました！入間くん」は今期のダークホース！
面白すぎるっ！
個人的にアニメはシリアスなものや、設定が重ためなものより、
気軽に楽しめるものやコメディが好きだ。
後、熱いやつ。
その点において、このアニメは基本コメディを軸に、主人公「入間くん」の成長と、彼を取り巻く悪魔たちとの友情を描いたストーリーなので、
子どもから大人まで楽しめる。
是非！オススメです！！
そして先週放送された第８話「クララにメロメロ」の破壊力よ！！
面白すぎるっ！！（二回目）
クララ可愛すぎる！！！
まごうことなき神回！！！！
というわけで今回は第８話「クララにメロメロ」の感想を書きつつ、クララ、ひいてはこのアニメの魅力に迫りたい！
話は
- クララの魅力。それは「純粋さ」そして諦めないこと
- 家族の「愛」があなたを支える。「思い」は別の形となって相手に伝わる
です。
因みに原作は読んでません（買おうかなぁ）
（この記事は「魔入りました！入間くん」の第８話を見た人向けです）
第８話「クララにメロメロ」の概要っ！
悪魔学校に通う主人公の「鈴木入間」は頻繁に生徒会長「アザゼル・アメリ」に呼び出しをくらう。
アメリは人間界の少女漫画「初恋メモリー」の熱狂的な読者だ。
しかし悪魔なので人間の言語が分からない。
なので、人間の言葉が分かる入間に「初恋メモリー」を読み聞かせてもらう為に彼女は入間を呼び出すわけだ。
気高く威厳のある生徒会長が「恋愛漫画」をドキドキしながら読み聞かせてもらう。
ここからしてもう面白いんだけど、もちろん周囲の皆は入間とアメリの関係を知らない。
そしてそれを良く思わないのが入間のトモダチ「ウァラク・クララ」
クララは入間がアメリに「とられてしまう」ことを危惧する。
一応言っておくと、恋愛感情はない。笑
「とられてしまう」
っていうのは、
入間がアメリとばかり遊んで自分とは遊んでくれないってことだ。
クララはなんとかして入間を自分に振り向かせたい。
そのための手段が「色仕掛け」
第８話「クララにメロメロ」はクララが「色仕掛け」で入間を振り向かせる物語である。
話の概要を書いただけで、突っ込みどころが満載すぎて面白いことが分かる。
しかし、この第８話「クララにメロメロ」は単なるおもしろコメディという枠に収めてはいけない。
俺たちはクララから学ぶべきことがある。
それはなにか？
ではここから物語の展開をなぞりながらクララの魅力に迫り、俺たちがクララから学ぶべきことを浮き彫りにしたい。
クララの魅力。それは「純粋さ」そして諦めないこと
クララは「遊ぶ」のが大好きな元気な（騒がしい）少女だ。
「鬼ごっこ」「かくれんぼ」
そして入間はクララの遊びを快く申し受ける。
しかし、入間とアメリの「漫画の読み聞かせ」のせいで、クララと入間の「遊び」の時間が減った。
クララが入間をアメリから自分に振り向かせる為にとった行動。
それが「色仕掛け」
クララにそのアドバイスをしたのが「サブノック・サブロ」
サブロ。。。
おまっ！
「アドバイス、適当すぎだろ！！」
そしてそのアドバイスを真に受けるクララ。
彼女は「色仕掛け」で入間を振り向かせる為、サキュバス族の「ライム先生」の誘惑授業を受講することを決意する。
そして明かされる衝撃の事実。
クララの色気度「２」
ライム先生はサキュバス族の特性上、見た者の色気度を数値化することができる。
（なんだそのスカウター）
赤ん坊の色気度は「３」
クララさん「２」
！？
えっ！？
「２」！？！？！？
。。。
クララさん。
いや、分かってたさ。
クララさんの魅力は「色気」じゃないと思うよ？？？
クララさんにはクララさんの良さがいっぱいあるよ！！
という、全視聴者の思いも虚しく、クララは「色気」を高める為、試行錯誤を繰り返す。
身のふり
ボディタッチ
ファッション
化粧
香水
、、、、
結果はみごとに全敗。
しかしそれでもクララは諦めない。
クララは入間と「遊びたい」という純粋な気持ちを叶える為、色気度「２」なのにもかかわらず、決して諦めずトライアンドエラーを繰り返す。
このクララの一貫した行動力は凄い！
そして健気！！
「入間と遊びたい」という純粋な気持ちを形にするべく、「色仕掛け」を学び、試行錯誤を繰り返す。
そんなクララを本当に笑って見ることができるか？？
できるわけないだろ！！！！
（嘘ですごめんなさい。笑いました）
純粋な思い。
それは恋愛でも、将来の夢でもいい。
それを叶える為に、できないながらも決して諦めず、試行錯誤を繰り返して一歩ずつ進んでいく彼女の姿勢！！
最高じゃねぇか！！！
俺たちにクララさんを笑うことができるか？
むしろ俺たちはクララさんから学ばなくてはいけない。
なにを？
「純粋な心」をもって目標を設定したら、決して諦めず、試行錯誤しながら、前に進んでいく気概だ！！！
家族の「愛」があなたを支える。「思い」は別の形となって相手に伝わる
試行錯誤を繰り返すクララ。
しかし一向に「色気」はあがらず、クララの計画は空回り。
そんな状況にさすがにクララも落ち込んでしまう。
そんな時クララを支えたのが「家族」
クララが落ち込んで帰宅すると、それを察した母親そして彼女の兄弟はクララにキスをする。
そしてはじまる
謎ミュージカル
。。。。
「世界で～。一番最強～。完璧無敵～。それは～ちゅちゅちゅ～それは～キ～ス～」
。。。。
クララは家族の「愛」で見事復活する！
。。。。
。。。。
「泣けるじゃねぇか！！」
何かに挑戦している人や目標に向かって必死にがんばっている人でも、
試行錯誤を繰り返す途中、
「本当にこれで正しいのか？」
「選んだ選択はこれで良かったのか？」
と不安になることがある。
人間は完璧ではない。
いつも強気でいることのできる人は少ない。
人は時に弱気になる。
落ち込むこともある。
そんな時、支えてくれる、家族、友達。
それがどれだけありがたいことか。
そうか。
クララのその「無邪気さ」「純粋さ」「元気」のバックボーンには家族の大きな「愛」があったんだな。
ここで、俺たち視聴者の涙腺は緩む。
なんと温かいストーリーなのだろうか。
笑えるだけではない。
心も温まる。
「クララ！がんばれ！！がんばれっ！！！」
俺たち視聴者は最後までクララの勇姿を見届けるぜ！！！！！
しかしクララ最後の「色仕掛けは」無残にも「ナベリウス・カルエゴ」先生（入間たちの担任教師）に直撃し失敗に終わる。
因みに先生に怒られるクララの「はい」の反省の声が笑える。
クララの「色仕掛け」は結果失敗に終わる。
「まさか、私に色気が無かったとは、、、、盲点」
と、しょげるクララ。
ちょ！笑
盲点って！笑
笑ってはいけない！！！
クララは全力を尽くした！
俺たち視聴者はクララを賞賛こそすべきで
笑うなんて言語道断だ！
確かにクララの「色仕掛け」は失敗に終わった。
しかし、クララの「努力」は入間に伝わった。
第８話の最後のこの展開が好きだ。
「いつか入間っちをメロメロにしてやるぜ」
クララの表情はすっきりしていて気持ち良い。
クララの「色気」は圧倒的に低かった。
しかし、彼女は諦めなかった。
ただ純粋に
入間と遊びたい
その思いでがんばった。
入間に「色気」は伝わらなかった。
だけど入間にはクララの「頑張る姿」「努力」が伝わったのだ。
クララの思いは別の形とはいえ、しっかり相手（入間）に伝わった！
第８話「クララにメロメロ」
神回だ！
このたった３０分弱の時間の中には
純粋な思いを持って諦めず頑張り続ける少女の姿
それを支える「家族」の「愛」
頑張ったことが、別の形とはいえ、1つの形となって相手に伝わる
の３つの温かいシーンが詰め込まれているのだ！
しかも終始笑える。
そして気かつくと、クララの色気度は「２」から「１０」へ上がっていた。
第８話の物語はここで幕を閉じる。
以上になります。
今回は、アニメ「魔入りました！入間くん」第８話「クララにメロメロ」の感想。
でした！
アニメを見終えて、思ったことは。。
俺がクララにメロメロ
です。
クララ。
魅力的なやつだぜ！
「魔入りました！入間くん」はとても面白いです。
入間くんの成長や悪魔との悪魔関係（人間関係）を深めていく過程がコミカルに描かれていて、見ていて元気をもらえます。
また、このアニメは
コミカルな中にも、人との関わり方や生き方でハッとさせられる場面や心温まる場面もあるので、笑って終わらせるだけでは済まない魅力があります。
「魔入りました！入間くん」
今期１番のお気に入りアニメです！
皆も見よう！
バビるぜ！！！
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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