雑記「逃げる」って悪いこと？転んでから立ち上がるまでの過ごし方
Hi！
今年、２０２０年。俺は仕事さえ辞めて、決死の覚悟で臨んだ絵画の公募（コンペティション）に落選した。
詳しい内容は以前の記事に書きました。
宜しければ併せて読んでいただけると嬉しいです↓
betabomefactory.hatenablog.com
凹んだ。
マジで凹んだ。
虚無感がハンパない。
結果発表の日は雨が降ってるもんだから、なおさら
ズーン（負のオーラ）
で。
「七転び八起き」と言う言葉があるが、今のこの「落選」した俺の状態って言うのは、
転んだ状態
と言うことが出来る。
七転び八起き
それは、何回失敗しても、挫けず、また立ち上がって努力することだ。
人はこう言うかも知れない
「また立ち上がれば良いじゃないか！」
「絵の道は潔く諦めてしまえば良いじゃないか！」
。。。。
。。。。
「どっちもできない！」
立ち上がれない。笑
かといって「絵」を諦める決意や覚悟も持てない。
ただただ
疲れた。
休みたい。
「そんなすぐにホイホイ立ち上がれるかっつーの！！」（クララ）
。。。。
どうしたか？
逃げた。笑
私は絵から逃げました。
僕は今まで当然のように生きてきた。
その”当然”が突然崩れたとき
僕はすべててを捨てて逃げ出した...。
（ファイナルファンタジータクティクス/ラムザ・ベオルブの言葉）
ということで、今回は
- 何に逃げるか？
- 「逃げる」メリット
の２本です。
人は１人１人。生活環境や職場環境、金銭面、年齢、健康状態、配偶者の有無、お子様、扶養義務などさまざまです。
抱えているものがちがいますので、
全ての人に「辛い時は逃げろ！」と安直に発言することは出来ません。
ですので雑記として軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。
現在の状況が辛すぎて頑張ることが出来ない人、現実を直視できない人たちの笑いになればいいかと思うぜ。（あと今回は文章短めです）
（明日からダイエットすればええんや。今日はええんや！）
何に逃げるか？
面白いものでして。
よし！逃げよう！！と思った時に、
自分の果てしない欲望と向き合うことになりました。
それは簡単に言ってしまうと、今の
転んでいるモードの俺が一番やりたいこと
。。。
えーっと。。。
。。。それはー。。。
①筋トレとランニングに逃げる（まぁまぁオススメ）
まずやったのは、徹底的な筋トレと徹底的なランニングです。
とりあえず俺は、
自分を罰したくてしかたなかった。
勝つ気でいた戦いに敗れた自分には価値がないと思った。
それに向かう過程で頑張ったことは確かだったが、過程を頑張った自分を褒める気なんてなかった。
ただただ罰したかった。
鞭で！
バシバシっと！！
俺はMだと思った。
。。。。
さて。
何かに挑戦し失敗した人が感じやすい傾向としまして。
失敗＝自分自身そのもののが駄目
だと思いこんでしまうことがある。
あくまでも、
公募の結果＝失敗
であって
公募の結果＝失敗＝自分自身そのものが駄目
ということにはならない。
。。。そうなんだけど、、
頭ではわかっているんだけど、俺は、やっぱり自分自身が駄目っていうレッテルを貼られた気持ちになった。
ネガティブになった。
だから、、
筋トレしまくった。
走りまくった。
筋トレとランニングは交互に行い徹底的にやってやったぜ！
。。。。
苦しかった。
ランニングは早朝に行うので寒い。
毎日体は痛い。
けど、、
楽しかった！
なにせ、運動している時はそれにいっぱいいっぱいで他のことを考える余地がない。
後悔、悔しさ、虚しさ、情けなさなどの負の感情から解放される。
日に日に走る距離は伸びたり、重量が上がるのも嬉しい。
体づくりやトレーニングに関する知識も増える。
外で日光を浴びるので健康的だ。
デメリットとしては過度にやりすぎて疲労が体に蓄積してしまうという点がある。
しかしそれでもメリットの方がでかいのでオススメです。
②酒に逃げる（オススメできない）
我ながら完全なヤケ酒というやつである。
飲む量が増えた。
飲んでから寝る
というのが習慣になってしまった。
これも欲望のままにおこなった。
酔っている時は最高に気持ちよかった。
酔ってベロベロになってしまえば嫌なことを忘れることが出来る。
最高！！
なんだけど、、、
酒に逃げるはあんまりお勧めしません。
まず分かりやすく悪い面として、
酒代の経費がかさむ。
毎日晩酌していれば酒代はバカにならないばかりか、日に日にアルコールへの耐性が強まるのでそれに比例して飲む量が増えてしまう。
当然、飲む量が増えれば更に酒代はかさむという負のループに陥る。
また、酒は太る。
あれだけハードなトレーニングをしていたのにも関わらず、俺の体重は落ちなかった。
むしろ翌日は体が浮腫んでいて、キレがない。
更に、酔いが覚めた早朝めっちゃネガティブ
（これは俺だけかも知れません）
たしかに飲んでいる時は楽しいし、嫌なことは忘れることが出来るが、
眠りが浅いからか、なんかめっちゃ悪夢見る。笑。
あと早朝、起きた後めっちゃネガティブになる。
これって
楽しさの前借り、楽しさの借金
と言えるかもしれない。
経費がかさむ
太る
飲んでいる時は楽しいが酔いが冷めるとネガティブになる
などの理由で「酒に逃げる」はあまりお勧め出来ません。
酒が悪いとかではなく、「酒に逃げる」のはオススメできないって話です。
（まぁ。さんざん酒を楽しんだ奴が偉そうに言うなよってかんじですね。。。）
しかしどうせなら「逃げる為の酒」じゃなくて「喜びの酒」が飲みたいものです。
③旅行（神社巡り）に逃げる（かなりオススメ）
公募（コンペティション）の締め切り前１ヶ月くらいは１日１２時間くらいずっと絵を描いていた。
気がつくと俺は完全なインドア人間になっていた。
その反動からか外に出たくて出たくて仕方なかった。
で、
なんとなく、
「（落選して）ついてねぇから神社巡りでもしよう」
と思い立ったのだ。
これが良かった。
なんか。
心が洗われるのだ。
神社というところは、
得体の知れない凄いパワーがある。
ご利益を感じる。
運気が上がった気がする。
雑念が消える。
心と頭に覆われた靄みたいなものが取れてすっきりする。
今現在の生活に感謝の心が生まれる。
単純に楽しい！
色々と有名な神社を巡ったがどこの神社も趣があってよかったです。
「逃げる」メリット
俺は、筋トレとランニング、酒、旅行に（絵から）逃げた。
逃げて良かったことは２つ。
１つは
１回「絵」に関わることの全てを完全に頭を外すことが出来たこと。
ずっと頭の中を占めていた「絵」がすっぽり無くなったことで脳が「掃除」された感じがした。
脳がクリーンになった感じだ。
今までは常に「絵」のことで頭がいっぱいだった。
それは自分が「絵」に囚われていた
と言っても良いかも知れない。
しかし「絵」から逃げることで「絵」と距離感ができて、気持ちに余裕が生まれた。
これが仮に、逃げずに無理矢理「絵」に向かっていたら
「絵」に対しても「自分の現状」に対しても客観的に見ることは叶わず、更に盲目的になっていたように感じる。
逃げてみて良かったと思えること２つ目。
それは自分の違う一面を見ること。
普段「起きているモードの俺」は
芸術（アート）大好き！
という人間でしたが
「転んでいるモードの俺」は
筋肉とランニングと旅行大好き！
という人間を見せてくれました。これは新しい価値のある経験に感じます。
「逃げる」メリット
- 今まで頭の中を占めていたものが頭から抜けて、気持ちに余裕ができる。気持ちに余裕ができるので今までの自分を客観的に振り返ることが出来る。
- 新しい自分を発見することができる
以上になります。今回は
雑記「逃げる」って悪いこと？転んでから立ち上がるまでの過ごし方
でした。
長い人生の中で私たちは挫折や失敗を繰り返しては何度も転びます。
転んでしまった時に、すぐに立ち上がることの出来る人は心が強い人なのかも知れません。
けれど、自分の心のイエロー信号を無視しまくって（無理させすぎて）心がイエロー信号からレッド信号に変わってしまったらそれは本人にとっても周りの人にとっても辛いことです。
考え方が甘い。
現実はもっと厳しい。
と言われればそれまでですが、、
転んでしまった時、
力まず、ゆっくり時間をかけて起き上がれば良いんじゃね？
と俺は思う訳です。
転んだ時には転んだ時に見える景色ってのもあるもんです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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