ナルシストであることは良いことなのか悪いことなのかを考える

「あなたはナルシストですか？」
という質問をされたと仮定して「ドキリとした方」、一緒に考えてみませんか？
ナルシストな人は悪い人なのでしょうか？
ウィキペディアによれば自己を性的な対象とみなす状態を言う。
との記載があって
「まじかよ！さすがそこまでは至らんよ！」
と驚きましたが、
ここで示すナルシストとはもっと単純に
「自分のことが大好きな人」「自分自身に酔っている人」と想定します。

（絵の練習も兼ねて）

まず、私情にお付き合いください。
病気をきっかけに私は自分がナルシストだったことに気がつきました。
気持ちの悪い話ですが
自分のことが好きすぎてたまらなかったのです。
自分が自分を大好きでいられるよう、それはそれは徹底的に追求しました。
食事管理と運動を徹底し、自分が満足でいる事のできる肉体を維持しました。
職種も自分が大好きなものを選択し、成果に繋げるよう必死でした。
成果に繋がらなければ、自分に酔うことができないので必死でした。
そして、自分に酔いまくった結果（まぁそれだけが原因ではないのですが）
倒れ、
今に至り、今は俯瞰して、
「あぁ、俺はナルシストな男だったんだなぁ」
と思っている訳です。
しかし、長年染み付いた性格故にこの性格をただ否定し、改善する、
という方向に気持ちが向くこともなく、
困ってしまったので、ブログに考えをまとめシェアしたかったのです。
私情終わりです。

さて、
ナルシストの語源ですが、
ギリシャ神話に登場する美青年のナルキッソスになります。
美少年のナルキッソスは自身に陶酔し、傍若無人を働いた結果、神様に呪いをかけられ、
泉に写る自身に恋焦がれて、痩せ細って死んでいく。
自身に恋焦がれる場合、自身を性的な対象としている為、
先ほどは「そこまで至らんよ」と書きましたが、
そこまで至るんですね。
ナルキッソスさんの場合は。

ナルシストの語源と認識を再確認した上でナルシストな人の特徴を挙げてみます。
ネットで簡単に調べてみますと

・目立ちたがり
・自分にしか興味がない
・自信過剰（根拠の無い自信がある）
・外見を気にする
・負けず嫌い、プライドが高い
内心
・劣等感が強い
・失敗を恐れている
・他者から認めてもらいたい
実際
・成功体験が多い

が挙がりました。
私の場合、「外見を気にする」
以外は全てが当てはまりました。笑
外見を気にするに関しては、
徹底した体づくりをおこなっているので、やっぱり当てはまるのか？
であるならば、全て、当てはまります。
皆さんはどうですか？当てはまりますか？

そして、これらが当てはまってしまった場合、
それは良いことなのでしょうか？悪いことなのでしょうか？
結論を先に言います。
あなたが良いと思った部分は残して、悪いと思った部分は改善したら良いのではないでしょうか？
（俺が俺に言ってます。自己治療です。）
例えば、私の場合「目立たちがり」は確かにそうですが、
仕事上、ミーティングを行う場合、良い感じにリードやフォロー発言もおこなうことができるので評価をされています。
私にとって「目だたちがり」は改善する必要は無いと考えました。
また、「自信過剰（根拠の無い自信がある）」
も確かに当てはまりますが、
他人から明るいねとか優しいねと言われるし、
行き過ぎなければ良いことだと認識しております。
「根拠のない自信がある」ことに関しても同じように行き過ぎなければ良いことだと思います。
物事とは悲観していては絶対に上手く進まないからです。
「負けず嫌い」も指して悪い事のようには感じておりません。
まぁ認めます。スポコン脳であることは。

じゃあ、私にとっての改善部分は、、
・劣等感が強い
・失敗を恐れている
・他者から認めてもらいたい
先ず、これです。
もうね。
これです！
心に刺さります。
「他者から認めてもらいたい」
これが私の心の全てです。
しかもです。
ありがたいことに結構、認められていただいているのです。
でもダメなのです。
「もっともっともっと認めてもらいたいのです」
改善します。
自分でも書いてて意味がわかりません。

で、です。
「自分にしか興味がない」
今の私にとってこれもかなり問題です。
確かに私は「自分にしか興味がない」です。
しかし
自分にしか興味がない奴に誰が魅力を感じるのでしょうか。
普通、そんな奴とは友達になりたくないです。
そんな奴とは恋人になりたくないです。
勝手にやっててください。ってなるでしょうよ！
そして「自分にしか興味がない」を徹底した場合、
そこに待っているのは徹底した孤独の世界です。
ひとりぼっちの世界です。
まさに今の私の現状ですので、書いていて悲しくなります。

ナルシストであることは良いことなのか悪いことなのかを考えてみましたが、結果、
良いと思った部分は残して、悪いと思った部分は改善したら良いのではないか
が私なりの答えとなりました。

最後まで、拝読いただきありがとうございました。
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