BETABOME(ベタ褒め)FACTORY

自分を褒めて。同時に他人も褒めて。色々感じたことや考えたことを書きます。

アート「美術館を楽しむコツ」を紹介する

Hi!
皆様は休日、家族や友人、恋人と遊ぶ際、どこに行きますか?
アウトドア、ショッピング、カフェでお喋り、映画館など、選択肢はさまざまあるけれど
アートを楽しんでみる
という選択肢を提案したい。芸術の秋だしね。

アートをもっとも簡単に楽しむことのできる場所
それは「美術館」
けれど、
「美術館ってどうも堅苦しいんだよなぁ」
「素人が行ってもいまいち作品の良さが分からないしなぁ」
「入館料結構とるよなぁ」
みたいな後ろ向きなイメージもあります。
なので、今回は俺流!
「美術館を楽しむコツ」
を紹介したいと思います!
もちろん楽しみ方は人それぞれですので、1つの提案として軽い気持ちで参考にしていただければ幸いです。

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 先に俺が思う「美術館を楽しむコツ」3つ!結論!!
観客が少ない美術館を選ぼう。混んでない方が良い
周回楽しむ
休む。リラックスする(重要!)
以上です。
今から順番にこの3つの方法について詳しく説明していきます。

観客が少ない美術館を選ぼう。混んでない方が良い

基本的に美術館は非日常的な空間である。

コンビニでアイスクリームを買ったり、街でショッピングを楽しみ洋服を購入したりする行為ってのは、よくやる、日常的な行為だ。
街にくりだせば、人もたくさんいて賑やか。確かに楽しいがちょっと疲れてしまう時もある。
しかしそれに比べて、
「美術館」
こいつは、
「非日常的な空間を私たちに提供してくれる」
まず美術館の建物それ自体の美しい造形や、美術館と自然との調和などは、美術館ならでは。
そしてさらに美術館に入って
「作品を味わう」
って行為も、普段は行わない非日常的な行為である。
まぁそういう意味では休日の「山登り」や「映画鑑賞」も非日常的だ。
なのでそれを踏まえた上で、美術館の良さを挙げるならば、
美術館は非日常を味わいながらまったり、ゆったりすることができる。
俺はこれが美術館の魅力だと思う。
そういう意味においては「温泉」や「神社めぐり」なんかに近いかも。
で、
ここからがポイント!!
せっかく美術館という
非日常をまったりゆったり楽しむ空間に行くのに
人がたくさんいたら、
まったりゆったりできない!
人がたくさんいたら、それはもはや日常とかわらない!!
ということ。
例えば、フランスから超!有名作家の作品がたくさん日本に来た!

美術館に行ってみたら行列でベルトコンベアで流されるが如く、ぞろぞろと渋滞をなして絵を見ることになってしまった。
みたいなのは個人的にはオススメできない。
(よほどその作家が好きなら別です)

だって、
美術館は非日常をゆったりまったり楽しむ場所だから。
(あくまで美術館に対する個人的な考え方です)
むせかえるようなたくさんの人に囲まれて、作品を見たとしても
俺だったら隣の人の咳払いや肩が触れる感じがノイズになって作品に集中できない。
仮に真っ赤なジャージを着ている人が居よう者ならその人に印象を全て持っていかれる。
神経質すぎやしないか???
って言われるかもしれない。
しかし俺としても作品と真剣に向き合い、作品からなにかを吸収しに行くので、こっちも、感性と思考を研ぎ澄ましてして美術館に行くわけである。

だから、このような有名作家の作品を見に行く場合は要注意が必要だ!
海外からやってきた有名作家の展覧会の場合、特に休日は混んでることが多いからである。

個人的には見に行く日を平日にしたり、人が混まないような都外や地方の美術館をお勧めしたい。

ということで1つ目のポイントは
観客が少ない美術館を選ぼう。混んでない方が良いです。
美術館は、ラーメン屋と違って行列ができれば上手い店って訳ではないのだ!
結構、美術館ビギナーが陥りやすいワナな気がする。

周回楽しむ

文字通りであるが、入口から出口まで作品を1回鑑賞し終えたら、もう1回、もう2回と、何周も鑑賞を楽しむ方法である。
まぁ、1回でいいよ。
って言われたらそれまでなんだけど、、
もちろんメリットがある。
1周見終えると、
その美術館の展示に対する思考や主旨、作家の思考の全体像がわかるのだ。
例えば、大好きなバンドのアルバムを1周目聞くのと10周目聞くのとではリスナーがそのアルバムに感じる印象が変わる
これに似ている。
10周目にはそのアルバムの全体像が見えているのでそのアルバムに対して、
「かっけぇかっけぇ」
と感動を味わいながらリズムにノリノリになって、アルバムに対してちょう主観的に聞くこともできるし、
「ふむ。ここでシングル曲が入ることによってアルバムはこうゆう風なまとまりをみせるわけだな」
みたいにして批評家気取りになって客観的に聞くこともできるのだ。
要するに、周回聞く(見る)ことでその作品をいろいろな角度から鑑賞できるようになるのだ。

なのでこれを応用し皆様にも美術館でも同様のことをやってみてほしい。
もちろんで1周目を急ぐように終わらせなくてもいいです。
自分のペース、テンポを守りつつ、1周、2周と見ていく。
何周も味わうことがコツです。
すると、作品の全体像、さらに様々な角度から作品を味わうことができる。
とても、お得だし、作品をより深く味わい、楽しむことができるって訳だ。
1周目は解説を読まずに見る
1周目は近くから見ない
みたいなゲームの縛りプレイみたいなことをしても面白いです。

休む。リラックスする(重要!)

まず、美術館ってのはカフェや映画館と違って立ちっぱなしだ。
だから案外疲れる。
さらにさっき示した
「周回楽しむ」
方法を使うとより歩くことになるので更に疲れることになる。
最初に言った通り
「非日常をゆったりまったり楽しむことができる」
のが美術館の良さだ。
だから、
疲れはいらない。
疲労はいらない。
ということで
休もう!
大抵、どの美術館にも展示スペース中央に椅子やソファーが置いてある。
そこで休憩するのだ。
目を閉じてすっかり作品をシャットアウトしてもいい。
また新鮮な気持ちで作品が鑑賞できる。

ソファーに座って時間をかけて1つの作品を見てもいい。
そして椅子、ないしソファーでゆったりまったりするのだ。
リラックス!

すると不思議なもので美術館に展示してある作品たちが、
そして作家の「思い」がすっと体に入ってくることがあるのだ。
要するに「休憩」(リラックス)している時に作品と作家から「パワー」をもらえることがある。

俺たち見る側にはそれがどれだけへなちょこな作品に見えても、
基本的に作家は命がけで作品をつくっている。(たぶん!)
だから、私たちがその作品を味わおうとすればするほど、その作品に宿ったパワーや作家のソウルが私たちの中に入ってくるのだ。
そして不思議なもので、私たちが
「ふぅ」
と一息ついて休み、
美術館に対して、安心しきった時、リラックスしている時、作品のパワーや作家のソウルを吸収することができるのだ。
(まぁもちろん絶対もらえる訳でもないが)
だから休む
これが美術館を楽しむ上でも最大のコツなのである。

いかがだったでしょうか?
今回は
美術館を楽しむコツ
を3点紹介させていただきました。
まとめ
観客が少ない美術館を選ぼう。混んでない方が良い
周回楽しむ
休む。リラックスする(重要!)
です!

美術館へ足を運んだ際はこの3つのコツを試してみると面白いかもしれません。

余談ですが、最後に
「作品や作家からパワーをもらえる」
って書きました。
そんなふうに書くと
スピリチュアル系?ちょっと怪しい?
と感じる人がいるかもしれません。
しかしこれは「神社の参拝」をイメージすると伝わりやすいかも!

私たちは七五三や初詣、厄除や受験祈願で神社に参拝にいくことがあります。
手を合わせて、神様に感謝や祈りを捧げると、不思議と心がすっきりします。
神社には「パワースポット」という場所も存在して、運気があがるようです。
神様にパワーを分けていただくイメージ。
ちょっとおこがましく聞こえるかもしれませんが、自分はこれと似たような「パワー」が美術館にもあると思います。
スポーツが肉体を鍛え磨き上げる世界なのに対してアートは精神を磨きあげる世界です。
で、
作家が「命をかけて」「精神を燃やして」練り上げた熱量、想い、パワーを作品から吸収するイメージ。
もちろん「美術館にいけば絶対パワーもらえるよ」
なんていいません。
ですが、
運が良ければ、自分にフィットした作品からパワーをもらえるかもしれません。

余談が長くなってしまった!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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